ミホシンザン
「シンザン 最後の最高傑作 ミホシンザン」
父 シンザン
母 ナポリジョオー
主な勝ち鞍 皐月賞 菊花賞 天皇賞春
「三冠馬」で「ナタの切れ味」と言われたシンザンの最後の傑作である。
当時は海外から輸入された種牡馬が流行していた時代、内国産のシンザンは善戦しミナガワマンナなどクラシックホースは出すものの自身の成績と比較すると種牡馬成績は物足りないものであった。
そんな中、現れたのがミホシンザンである。
ミホシンザンは調整に手間取り1月にデビューとなったが、新馬戦、条件戦と連勝。
スプリングSも快勝し、1番人気で皐月賞を迎えた。
当日、ミホシンザンの状態は最悪、骨膜炎を発症しまともに走れる状態ではなかった。しかし 皐月賞は5馬身差の圧勝。
「ミスターシービー」「シンボリリルドルフ」に続く三冠馬の誕生の予感をファンに感じさせたが軽度の骨折がレース後に判明しダービーは回避。
主戦ジョッキーであった柴田政はどうしてもダービーをとりたかった。
彼の胸中はいかばかりであったのであろうか。このミホシンザンの骨折により、ファンは彼のダービー制覇を平成5年の「ウイニングチケット」まで待つこととなる・・・(この年のダービーは重馬場開催であり、重馬場が苦手なミホシンザンが出走していても勝利は難しかったという見解もある。)
その後 菊花賞・天皇賞春を制し、種牡馬入りしたミホシンザンであったが、「マイシンザン」などを活躍馬を輩出するものの、父シンザンや自身を超える活躍馬を出すにいたらなかった。
WP7においてミホシンザンをつけて後継種牡馬をだすことにもチャレンジしましたがうまくいきませんでしたw
さて なにげにHPの中でもヒット率の高いこのコラム。
皆様の応援でなりたっています。書いて欲しいという馬がいるのでしたら管理人までご一報ください。
管理人のように「エイシンカチータ」を書けとかはさすがに厳しいものがありますがかける範囲 頑張ります!
by すけべ