イカ娘の痛PC作ってみた(作り方)
今回はイカちゃんの痛スピーカーを作ってみたのでご紹介します。
用意したのはBUFFALOのUSBスピーカーBSSP01UBK
左右で合計1Wというとりあえず音が出るだけみたいなスペックですが、値段も非常に安く、失敗してもあまり痛手になりません。
こちらのスピーカーなんですがサランネットの部分が実は簡単に外れるんです。
このへんにマイナスドライバーを差し込んでぐりぐりと・・・
外すとこんな感じです。低価格なのでこんなもんでしょうか。
このスピーカーを布プリとラベルシールを使って改造していきます。
今回使ったのはこの布プリ。インクジェットプリンタで直接布に印刷できるという面白いアイテムです。
なかなかキレイに印刷できると評判だったのでこちらを使ってみました。
わかりにくいですが今回使う布プリの生地との比較です。
サランネットの枠からサランネットをバリバリと剥がしておきます。接着剤でくっつけてあってちょっと硬い部分もありますが強く引張ると普通に剥がれます。
布プリのほうがやっぱり目が細かいです。音質は悪化しそうです。もともとの音質があれなのであまりわからないと思いますが。
作業開始
ここから作業に入っていきます。まずは画像編集ソフトの設定から。
印刷するので解像度は300でカラーモードはCMYKにしています。解像度を低くすると印刷したときに画質が悪くなってしまうので注意が必要です。
幅と高さはスピーカーにラベルシールを貼る部分をメジャーで測って決定しました。このスピーカーだとだいたいこのぐらいです。
まずはスピーカーに貼るラベルシール部分を作りました。右側のスピーカーはスイッチの部分があるのでそれも位置を測って作成。サランネットの部分はあとから布プリで印刷したものを使うのでここでは印刷しません。スピーカーの左側部分も同じような要領で作ります。
次にサランネット部分です。
ラベルシール用の編集データからクリッピングマスク機能を使ってサランネットに印刷する部分の画像データを作成しました。こちらを布プリに印刷します。
印刷の準備
用紙がもったいないので左右のスピーカー用のデータをまとめて印刷することにしました。
A4サイズの印刷データを作って、さきほどのデータをドロップします。
こちらはラベルシールに印刷するデータ。
こちらはサランネット用で布プリに印刷するデータです。白地の部分も裏側に織り込んで固定するのに使うのでスペースを十分にとった配置にしました。
布プリの説明書きによると用紙の設定は普通紙できれいの設定で印刷してくださいとのこと。
印刷完了
ラベルシールのほうはこんな感じです。印刷したあとにスコッチカルフィルムを貼って、色褪せないようにしています。フィルムの貼り方や入手などは「イカ娘ソーセージ」で。
布プリのほうは印刷するとこんな感じになります。
なかなかの出来栄えです。
30分ほど乾燥させたらこれを半分に切り、それぞれを台紙からはがして水洗いします。布目に詰まったインクを落とすためだそう。
乾いたらいよいよネットの枠に取り付けていきます。
裏返した布プリの上に枠を乗せて、布プリを折り返していきます。
長辺を先に短辺をあとから折ってみました。
枠から出ている出っ張りが当たる部分にキリやデザインナイフなどで小さめの穴を開けて、出っ張りに突っ込みます。れで有る程度固定ができます。
布がたるんで気になる人は剥がせる両面テープなどを使って固定するといいかもしれません。
こんな感じになりました。
(クリアースプレー吹いたら耐久力上がるのかなあ。誰か試してくれないかなあ・・・チラッチラッ)
いよいよ完成
貼り付け作業は、まずラベルシールを切り取って貼り付けます。
スピーカーなので水貼りが難しいです、こちらも剥がせるタイプのラベルシールを使うといいかもしれません。
サランネットの部分はそのままスピーカーにはめ込めば問題ありません。
スイッチ周辺のラベルの切り方がかなりアバウトですがこれで完成です。
なかなかの見栄えではないでしょうか。(音質はおいといて・・・)
今回はネット以外の部分も作ってみましたが、スピーカーのサランネットだけを痛くするなら、細かいサイズを測ることもなくわりとアバウトな作り方でできるのではないでしょうか。
音質はどうでもいいからとりあえずスピーカーを痛くしたいという人はサランネットが取り外せるスピーカーで是非。
データが欲しい人へ
あんまりいないと思いますけど自分も作りたいからフォトショップのデータくださいという人はメールをいただければ気づいたときに送信させていただきます。